
「ストライダーに乗り始めたけど、なんだかバランスが取りづらそう…」
「家でもちょっと練習させたいけど、何をしたらいいの?」
そんなパパママに向けて、よちよちライダーズが提案する、おうちでできる簡単トレーニングシリーズをスタート!
第1弾は、ストライダーに必要な「バランス感覚」と「脚の引き上げ力」を養う『手上げ腿上げ(てあげ・ももあげ)』をご紹介します!
■ 手上げ腿上げってどんな運動?
「手上げ腿上げ」は、上げた脚と反対側の手を、同時にまっすぐ上げる動きです。

画像のように左足を高く上げたら、右手をまっすぐ上にあげます。
その後は交互に足踏みするように繰り返します。
※画像はもう少し手がピンっとして、上げている足のつま先がもっと上に向けばさらに良いフォームですが、はじめは細かいフォーム等を意識するよりも動きができるようになれば合格です。
この動きは、左右の連動性を育て、体幹・バランス・集中力をトータルに鍛える効果があります。
ストライダーでしっかり前に進んだり、転ばずにバランスをとるために、とても有効な動きです。
■ 正しいやり方(2〜4歳向け)
- まっすぐ立ちます(親が「ピシッ!」と声かけ)
- 「1!」と声かけと同時に、右足+左手を上げる
- 「2!」で、左足+右手を上げる
- 交互に足踏みするようにゆっくり数字を数えながら繰り返す。(それぞれの年齢×10回くらいが目安)
足は膝が股関節くらいまで上がるのが理想ですが、最初は軽くでOK。
手はピンと空に伸ばすイメージで、姿勢が崩れないようにサポートしてあげましょう。
慣れてきたらさらに膝を高く。しかし、体のバランスを崩さないように!
さらに出来るようになったら、膝を上げる動作で逆の足もつま先立ちでより高く、まっすぐにできると効果的です。
■ 期待できる効果
- ✔ ストライダーで必要な「バランス感覚」
- ✔ 地面をしっかり蹴るための足上げ筋力(腸腰筋)
- ✔ 脳と身体の連動力(クロスモーション)
強く地面を蹴るためには膝を高くあげることが重要です。
さらに接地時は接地の足から頭までが一直線になると面白いようにぐんぐん進みます。
これはストライダーだけでなく、ランニングにも大切な要素です。
ゆっくりでいい、むしろゆっくりやった方が効果的なので、とにかく正しい動作で出来るように意識してやってみてください。
この動き自体は難しくはないですが、実は腿上げはプロのアスリートも取り入れている基本トレーニングなんです!
昨今、アスリート界隈では腸腰筋を鍛えることは基本ですが、腿上げは特に効果的。
それを効果的に子供用にカスタマイズしたのが手上げ腿上げです。
小さいうちから遊びの中で自然にやっておくことで、身体の使い方がどんどん上手になりますよ♪
■ 遊びの中で取り入れるコツ
2〜4歳のお子さんには、トレーニングというより「楽しい遊び」として取り入れるのがポイント!
- 「お空まで手が届くかな?」と声をかける
- 好きな音楽に合わせて「ももあげダンス」
- 「動物さん歩き」にアレンジ(例:おさるさんバージョン)
簡単な動作ですが、意外にできなものです。なので、出来なくても焦らずに!
最初は5回、慣れてきたら10回。っといった感じでゆっくり焦らず継続していきましょう。
継続が何よりの力になりますので。
■ 次回へ続く!
今後も基礎体力向上し、ストライダー等のランバイクの安定走行につながるトレーニングメニューを紹介する予定です。
どうぞお楽しみに!